8月 5 2021
【いなかのネズミとまちのネズミ】蜂飼耳・文/今井綾乃・絵
皆様、こんにちは。
酷暑が続いていますねせみ時雨に八つ当たりしたくなるほどです
元気に乗り切ろうと思いますさて、今日ご紹介するのは「いなかのネズミとまちのねずみ」です。ご存知の方も多いと思います。なぜ、いまこの絵本というと、、昨今のテレワーク普及により住む場所は「都会でなくてもいいよね」という風潮がありますよね。実際に引っ越すかは別にして私も色々考える事が増えました為です。いなかのネズミはまちのネズミをいなかに招待します。無農薬ののはっぱや木の実、栄養のある大麦!美味しそうです。今度はまちのネズミがいなかのネズミを招待して、チーズやはちみつ、たくさんのお菓子をご馳走します。でも人間に隠れて生活するまちには、危険がいっぱいでいなかのネズミにはチーズの味も良く分からないほど。いなかのネズミはいなかの方がののんびりしていいな、と町のネズミと分かれて田舎へ帰りました。お土産にひとかけらのチーズをもらって。自分ならどちらを選ぶかな、、今なら田舎がいいなあでももっと年を重ねたら都会がいいのかなと妄想が膨らむ絵本の紹介でした。
8月 26 2021
【うがいライオン】ねじめ正一/作 長谷川義文/絵
By shimoyama皆様、こんにちは。
9月の足音が聞こえてきましたが、暑さは盛りですね~お変わりありませんか。
東京2020パラリンピックが開幕しましたねパラリンピックでは、多様性を認めるという事に価値を置いているとの事で私も観戦する中で考えるきっかけをもらっています。さて本日ご紹介する絵本は「うがいライオン」です。主人公のライオンは百獣の王ですから、動物園の中でも威厳を保っていなければならないと思っているんですって。普段はライオンらしくきばを見せて強そうにしている。でもたまにはパンダの様な愛嬌も欲しくなってライオンらしさを忘れ、わざと滑って「ころりーん」としてみたけどやっぱりライオンらしさが湧いてきて足腰の弱ったライオンと思われたくない。だからすぐに起き上がったけどお客さんに笑われて、ライオンらしさを取り戻すためにがおーっと喉に力を込めて吠え続けたら喉が枯れてきて・・・。さあどうするライオン??というお話です。ライオンらしさ、私らしさ、女性らしさなど「らしさ」について考えてしまいました。最後から2ページ目のライオンの眉間のしわがすごく愛おしいです
短い絵本ですので、小さいお子さんも楽しめると思います!