女性受刑者とわが子をつなぐ絵本の読みあい  編著 村中季衣 著 中島学

皆様、こんにちは。たいへん長い間ご無沙汰になってしまいました

季節は過ぎ、年は明け2023年になりました本年も絵本にまつわるブログを書いていこうと思います。引き続きどうぞよろしくお願い致します

さて、今回は少し趣向を変えて「わが子とつなぐ絵本の読みあい」という本のご紹介をさせて下さい。

絵本の事を学ぶ中で、絵本は子供たちだけの物でないと気づきました。大人に絵本とか、中学生、高校生に読み聞かせ等の話をよく耳にしますよね!絵本は文字数が少ない為、余白の部分を想像する余地があって誰にも様々な解釈ができるとても優れたツールと思います今回の本では子供を育てている女性受刑者の方がわが子に向けて本を選び、ペアになり読み方を何度も練習し、全体で発表した後に、録音をしてわが子に届けるという絆プロジェクトのドキュメントです。一般のお母さんたちですから絵本を選ぶこと、人前で読むことなど初めて体験する方も多いようです。「もう無理」「やめてしまいたい」など挫折しそうになるけれど、今は離れて暮らすわが子を思いその葛藤の様子が描かれていて、何度も涙で文字がにじみました。何度も何度も練習するうちに、絵本の登場人物の気持ちが想像できたり、仲間との支え合いが温かいのです。すべての事例に講師の村中さんのメッセージが添えられていて一人ひとりのお母さんのステキな所を温かい視点で伝えています。又今後の人生に対しての村中さんからのエールには背中を押される様な思いを感じて何度も読み込みました。刑務所内での出来事を知ることも興味深く感じました。最後に」読みあえる絵本リスト90」もあり、年齢別のお勧め絵本も紹介されいますよ。よかったら手に取って欲しいと思いました。

女性受刑者とわが子をつなぐ絵本野読みあい

女性受刑者とわが子をつなぐ絵本の読みあい  編著 村中季衣 著 中島学

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